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1985年、こんな音楽を聴いていた。 2011/05/27

Posted by Master in Music Book.
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STEVE McQUEEN / Prefab Sprout (Kitchenware / 1985)

01 Faron Young
02 Bonny
03 Appetite
04 When Love Breaks Down
05 Goodbye Lucille No. 1
06 Hallelujah
07 Moving The River
08 Horsin Around
09 Desire As
10 Blueberry Pies
11 When The Angels

「ネオアコの名盤」と呼ぶ人が目立つのだけれど、これってネオアコ(ネオ・アコースティック)ですか?
1980年代のネオアコって、アズテック・カメラとかモノクローム・セットとかエヴリシング・バット・ザ・ガールとか、ラフ・トレードやチェリー・レッド、クレプスキュールあたりの音を言うのではないでしょうか。ねぇ?

さておき…。
これはプリファブ・スプラウトのセカンド・アルバムにして、「1985年にリリースされたブリティッシュ・ロックの名盤3枚(個人的に)」のうちの一枚です(ちなみにあとの二枚はスタイル・カウンシルの”OUR FAVOURITE SHOP”と、ユーリズミックスの”BE YOURSELF TONIGHT”)。

微妙な危うさを孕んだ瑞々しいサウンド、非常にエモーショナルな歌声、唯一無二のソングライティング、不思議な美しさを感じるメロディ…魅かれるポイントはいくつもあります。
実際に自分も一聴して、そんな感想を持ちました。
そして、これも言い尽されたことでしょうが、メンバーのひとりであるパディ・マクアルーンが書く歌詞にもまた、とても魅かれます。

***
会わずにいると(君に)かける想いもなくなっていく_When Love Breaks Down
***
終わってみるまでは人生は完璧だとは言えない_Goodbye Lucille No. 1
***
考えていることが6つあるけれど、もうその中に君はいない_Desire As
***
君は愛に溢れてる。だからこそ僕は自分の中途半端な態度に嫌気がさすんだ_Blueberry Pies

こうやってスクラップブックのように一部分を切り取っても、いったいどこがそんなに魅力的なんだ?と思われてしまうかもしれません。
ひとつの曲単位で味わってこその「個性」「深み」なのだとは思いますが、少なくとも上に挙げたような、ロマンティックでありシニカルでもある歌詞に、それまで触れたことはありませんでした。

プリファブ・スプラウトはこの後も数枚のアルバムを発表し続け、そこでもまた、独特の世界観を紡ぎだしています。
でもこの”STEVE McQUEEN”を初めて聴いた時以上のインパクトはありません。
1985年、当時22歳だった自分の、かけがえのない一瞬の記憶を呼び覚ます、そんな一枚でもあります。

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