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シカゴの路上から 2011/08/06

Posted by Master in Music Book.
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「太陽の贈り物」なんて気取った記事を書きましたが、今回は打って変わってむさ苦しいと言うか、暑苦しいと言うか、まぁ見てください。

“DOWN AND OUT BLUES” Sonny Boy Williamson (Chess/P-Vine PCD-1604)

初めてこのアルバム・カバーを見た時は衝撃的でした。
だって、乞食…いや、浮浪者のオッチャンですよ?
あ、サニー・ボーイ本人ではありませんよ。念のため。
「オシャレ」でもなければ「綺麗」でも「素敵」でもない、「なんだ、これ!?」としか言いようのない絵柄です。
謝礼とか貰ったんですかね、このオッチャン。

ところが音を聴いてみてまたもやびっくり。
と言っても、オシャレで素敵なサウンドという意味ではありません。
あまりにもカバーと音がしっくりくるもので。
歯切れ良いリズムに乗るアタックの効いたハープ、味のある歌声にすっかり虜になりました。
それまでにもブルーズのアルバムはいくつも聴いてきたし、何人ものハーピストを耳にしてきました。
でも、これはそれまで聴いたどんな音とも違う、誰それ風とは言えない、まさにサニー・ボーイ・ウィリアムスンそのもの。

このCDはサニー・ボーイが1959年にチェス・レコードからリリースした同名の12曲入りアルバムに、12曲ものボーナス・トラックを追加したお買い得かつ強力な一枚。
最初から最後までディープな魅力に溢れていますが、オススメは”Don’t Start Me To Talkin'”とか”Cross My Heart”、”Too Old To Think”あたり…絞るのが難しいなぁ。
バックにはロバート・Jr・ロックウッド、ルーサー・タッカー、フレッド・ビロウ、ウィリー・ディクスン等を従えて「シカゴ・ブルーズってヤツを聴かせてやるかんな!」という熱気がひしひしと伝わって来ます。
更に曲によってはマディ・ウォーターズ、ジミー・ロジャース、オーティス・スパン、バディ・ガイなどが加わって、シカゴの重鎮勢揃い的なメンツでの演奏が聴けます。

これは1987年のリイシュー盤ですが、この頃からP-Vineさん、ブルース・インターアクションズさんはいい仕事してましたねぇ。

私的評価=★★★★★

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コメント»

1. まりー - 2011/08/07

・・・何故、それだけ完成度の高いアルバムに・・・この表紙なんでせうか・・・・

Master - 2011/08/07

>まりー嬢
音楽そのものもこのカバーに見合ってる感じだし、インパクトもあるし結果オーライってところかしらん。

何の工夫も無いただのポートレイトよりは良いかと思う。


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