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美脚に魅せられて 2011/08/07

Posted by Master in Music Book.
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再びカバーの話。

アルバム・カバーというものは、それ自体作品として独立しているものから、いかにもなやっつけ仕事的なものもあります。
また、中身の音楽と見事に合っているものもあれば、どうしてこうなってしまったんだろう?と首を傾げたくなるものもあります。
前記事にした”DOWN AND OUT BLUES”はショッキングだけど、聴き込んでいくとこれ以外に考えられない気持ちになってきますね。

このカバーも「この音にしてこのカバーあり」と言える一枚ではないかと思います。
これこれ↓

“COOL STRUTTIN'” Sonny Clark (Blue Note CP32-5245)

熱心なジャズ・マニアの間では「1588」(オリジナル原盤No.)と言うだけで通じてしまう(らしい)名盤。
目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
cool struttin’は時代がかった言い方をすれば「いかした歩き方」とか「気取って歩く」とか、そんな意味になるのかと思います。
タイトスカートにパンプスの女性が街を歩く姿を捉えた写真、タイトルの躍動感のあるレタリング、色彩感覚、文句のつけようがないほど完璧なデザインですね。
偶然の産物でしょうが、左奥に写っている男性が女性のしなやかさを引き立てているのも秀逸。

肝心の音楽の方は、一曲目がタイトル・ナンバーの”Cool Struttin'”。
絶妙のテンポを持ったブルーズ形式の曲で、クラークは手数の多いピアニストではないけれど、その分アンサンブルの見事さが際立っています。チェンバースの奔放なベースもいい味。
以下”Blue Minor”、”Sippin’ At Bells”、”Deep Night”と続く各曲もグルーヴ感たっぷりで、都会的な雰囲気に溢れています。

ブルー・ノートは音もさることながら、アートワークの見事さ・間違いの無さにも定評のあるレーベルです。
その中でもこの”COOL STRUTTIN'”は際立った完成度を持っており、所謂「ジャケ買い」も多いと聞きます。
そして、「ジャケ買い」しても後悔しないアルバムであることもまた間違い無いと言えるでしょう。

私的評価=★★★★★

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コメント»

1. 暗ヲ - 2011/08/07

ピアノトリオのアルバムなんかでジャケによく美女モデルを使ってるのがありますよね。
あれが紛らわしくって(笑
こんなキレイなお姉さんが歌ってるのか? て思いながら裏をかえすとヴォーカルのクレジットがない(笑
輸入盤なんかでは裏みても書いてないことあるんですよね。
あとお店の伝票で隠されてるとか。
もちろん逆に、承知の上でジャケに惚れて手に入れたくなるアルバムもあるわけですが。

Master - 2011/08/08

>暗ヲさん
ははは、ありますね~。
看板に偽りあり、みたいなの。
所謂「イメージ写真」。

「ジャケ買い」、「レーベル買い」、「プロデューサー買い」…。
アナログ盤時代は試聴なんてできなかったから、己を信じて買うことが多々ありました。
自己責任の時代(苦笑)。


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