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今夜も愛を探して 2011/08/28

Posted by Master in Music Book.
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昨夏にスタートした、佐野元春のデビュー30周年ツアーが去る6月に終了し、ファイナルとなった東京公演の模様が先日TV放映されました。

実際のステージは約3時間で二十数曲が演奏されたようですが、90分の番組はバックステージ映像を挟み込んだ、ドキュメンタリー仕立てのダイジェスト版でした。

3月の大阪公演ではスガシカオや伊藤銀次、スカパラホーンズ、山下久美子、杉真理などのゲストが多数出演していたので、東京も?と思ったら、バックはホーボー・キング・バンドのみで、ゲストは佐橋佳幸(松たか子のご主人)ひとりでした。

ハートランドの後を継いだホーボー・キング・バンドは円熟味を増しており、安定感とワイルドさが程よくミックスされたいいバンドです。
特にドラムスの古田たかし!彼の前のめり気味の叩きっぷりは、佐野のたたみかけるようなスピード感をしっかり支えていて、頼もしい限り(ちょっと走りすぎる時があるのはご愛敬)。

番組内で放映されたのは、
『君を探している』
『ガラスのジェネレーション』
『コンプリケーション・シェイクダウン』
『欲望』
『ナポレオンフィッシュと泳ぐ日』
『ロックンロール・ナイト』
『ニュー・エイジ』
『新しい航海』
『SOMEDAY』
『悲しきRADIO』
『アンジェリーナ』
の11曲。
ほとんど80年代の曲ばかりセレクトされていて、もっと最近の作品が聴きたかったけど、30周年を振り返ると「黄金期」が多くなるのは仕方ないのでしょうね。

『コンプリケーション・シェイクダウン』のラップのファンキーさ、『欲望』での絞り出すような表現力、『ロックンロール・ナイト』ラストの強烈なシャウト、弾けっぷりが楽しい『悲しきRADIO』…コンパクトに編集されてはいても、彼の魅力が堪能できる内容でした。

真っ赤なストラトがこれほど様になる55歳はそうは居ないでしょう。
素直にカッコいいなと思うし、声量だけに頼らなくなったボーカルも魅力的だし。
30年前、初めて見た時と変わらない、無邪気な笑顔でロックンロールを演奏する彼を見ていると、自分自身も音楽の楽しさをあらためて思い出して、『アンジェリーナ』歌ってしまいましたよ。

ここ数年はセールスがパッとせず、また彼の声・歌唱法が劇的に(衝撃的に?)変化したため、「佐野はもう歌えなくなった」とか「終わったな」という囁きが広がっていました。
精神的に辛いことが重なったようだし、加齢や健康状態といった肉体的な原因もあったでしょう。
しかし音楽への情熱を失わず、試行錯誤しながら現在に至ったわけで、「声を取り戻した」のではなく「進化した佐野元春」なのだと思います。
それを確認できたことが何より嬉しいライブでした。

Keep Rock’n’Roll!!

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