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棚から1冊~『おそらくは夢を』 2011/10/12

Posted by Master in From my bookshelf..
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『おそらくは夢を』 (Perchance A Dream)
ロバート・B・パーカー 著
石田善彦 訳
早川書房

チャンドラリアン作家としても知られるパーカーによる、レイモンド・チャンドラーの『大いなる眠り』の続篇。

フィリップ・マーロウはじめスターンウッド家の奔放な姉妹、クラブ・オーナーのエディ・マース、オウルズ捜査官などお馴染みの登場人物と背景を借り、パーカーが独自のプロットを展開する作品です。

先に採りあげた『プードル・スプリングス物語』はチャンドラーの遺稿を書き継ぐ形でのコラボレーションで、取って付けた感がなきにしもあらずでした。
でも、この作品では登場人物が自らの意思を持って動いているという印象があります。
かなりチャンドラーの描くマーロウに近い感じ。

個人的に物足りなかったのは、ストーリー展開が終盤の盛り上がりに欠けていること、マーロウの言動にもっと奥行き感が欲しかったこと。
ミステリアスな感じや陰の部分が希薄で、明るいイメージ。
結構、あっさり味なんですよ。

私的評価=★★★+

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