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またひとりぼっち~Lose Again 2011/10/24

Posted by Master in Music Book.
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“HASTEN DOWN THE WIND” / Linda Ronstadt (1976)
“KARLA BONOFF” / Karla Bonoff (1977)

初めてカーペンターズを聴いたとき、収録曲の作者クレジットに興味を持ちました。
親しみやすいポップスに混じって、妙に心に引っ掛かる2曲の作者としてクレジットされていた名前は”Lennon-McCartney”。
そう、ここからロックの世界へ真っ逆さまに飛び込んだわけです。
以来、ライターやプロデューサーに注目するようになり、ルーツや人脈から芋づる式に音楽を聴く楽しみにハマりました。

リンダ・ロンシュタットは高校時代に友人の薦めで聴き始め、ジャクソン・ブラウンやイーグルス、リトル・フィートなどのウエストコースト・サウンドにのめり込むきっかけになったシンガーです。
彼女は実に息の長いシンガーで、フォーク、ロック、カントリー、R&B、ジャズ、ラテン、あらゆるジャンルに実力を発揮しています。
何度か来日公演にも足を運びましたが、繊細さと野性味がブレンドされた素晴らしい歌声でした。

そんなリンダの代表作にして、名盤の呼び声が高いのが1976年発表の”HASTEN DOWN THE WIND”(邦題『風にさらわれた恋』。誰ですか、ジャケ写の「ある部分」を凝視しているのは?笑)。
アルバムには様々な曲が収められ、バディ・ホリー、ウォーレン・ジボン、ライ・クーダー等のカバーに混じって、とても耳に残るバラードがありました。
“Lose Again”。
作者の名前はカーラ・ボノフとあり、アルバム収録曲のうち他に2曲がカーラのペンによる作品でした。
早速レコード店に行って探すと、カーラのデビュー・アルバムを発見、リンダの歌唱で聴いた3曲とも収録されており、聴き比べてみたくなって購入。
それが”KARLA BONOFF”でした。
リンダほどドラマティックではないものの、ピアノ弾き語りで切々と歌われる”Lose Again”は作者ならではの思い入れに満ちていて、女心を解るはずもない十代少年の心にも言い様のない感情を覚えたものでした。

さらにこのアルバムが嬉しかったのは、当時アメリカナイズされた音楽性を売り物にしていた竹内まりやがカバーしていた”Isn’t It Always Love”が収められていたこと(ちなみにまりやバージョンのバックを務めたのはリンダのサポート・バンド)。

リンダに比べると地味なイメージがあるカーラですが、実にいい曲を書いています。
彼女のデビュー前にその才能に気付き、作品を採り上げたリンダとプロデューサーのセンスも素晴らしいと言えるかもしれません。

リンダ、カーラ、まりや。
なんだかこういう風にパズルが組み上がるような発見や気付きがあるって楽しいです。
…やっぱりマニアックか(笑)。

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