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蕭白ショック!!曾我蕭白と京の画家たち 2012/05/15

Posted by Master in Art.
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行きたい行きたいと思いながらもなかなか行けなかった『蕭白ショック!!曾我蕭白と京の画家たち』(千葉市美術館)についにイって…もとい、行って来ました。


本展は蕭白を中心に、彼と同時代に活躍した伊藤若冲、与謝蕪村、丸山応挙ら京都の絵師による作品と、蕭白がデビューする前に画壇を彩っていた山口雪渓や高田敬輔、大西酔月といった絵師たちの作品も観ることができます。
しかしまぁ、何と言っても重文指定11点を含む60点もの作品が一堂に会する蕭白コレクションこそが目当てであることは言うまでもありません。

曾我蕭白(1730-1781)は江戸時代に筆を振るった絵師で、当時からその精緻にしてダイナミックな作風は「異端」「鬼才」「狂気」との評価を受けていたといわれます。
実際に蕭白の作品を目の当たりにすると、大胆な構図、繊細に描き込まれた細部、つぼを押さえた色使いに驚かされ、重厚にして軽妙な表現センスに心をグッと鷲掴みにされたような気持ちになります。
今回の展示作品の中で特に印象に残ったのは、まずは重文の「群仙図屏風」。
おそろしく奇妙奇天烈な絵で、大胆な構図、仙人の衣装や表情、龍の眼力、鮮やかな彩色、いずれも一目見たら忘れられないインパクト。


そして同じく重文の「寒山拾得図」。

その多くが屏風絵や襖絵なので、そのスケール感と見応えは大迫力です。
ことに旧永島家伝来の襖絵がどぉーんと20面近く並ぶさまは壮観の一語に尽きます。
「なるほど、「蕭白ショック」とはこのことか!」と唸りながら順路を巡りました。
他にも有名な「唐獅子図」、「達磨図」、「楼閣山水図屏風」、「虎渓三笑図」など、唯一無二としか言いようのない蕭白の世界を堪能しました。

それにしても、今回これだけの作品を観てしまうと、「雲龍図」や「龐居士・霊昭女図」などが来日展示されている『特別展・ボストン美術館 日本美術の至宝』にもぜひとも足を運びたくなりますね。
そこでもまた蕭白ショック、再び!となることでしょう。

『蕭白ショック!!曾我蕭白と京の画家たち』は、千葉市美術館(千葉市中央区)にて2012年5月20日まで開催中。

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コメント»

1. cumin - 2012/05/17

わぁ~、なんか凄い!絵の中で動いてるような?表情も豊かで生きてるような・・・
実際に作品を見たら、本当にショックなんでしょうネ。
私もどこかふらっと美術館に行きたくなりました☆

Master - 2012/05/17

>cuminちゃん
これは良かった!
日本画をじっくり鑑賞する機会って、ありそうで無いし、何を取っ掛かりにしたらいいのかもよくわからない。
勉強のためなどと考えず、面白そうなものから手を付けようと思ってる。

ホント、表情豊かだし、見ていて飽きない。
美術館や博物館はふらっと気軽に覗くと意外な発見があります☆

2. Balloon catheter (バルーン・カテーテル)8Fr - 2012/06/17

蕭白つながりで寄らせてもらいました。めっちゃ良かったですね!生で観るべき絵!

Master - 2012/06/18

>Balloon catheter (バルーン・カテーテル)8Frさん
ようこそ!そしてコメントありがとうございます。

蕭白ゆかりの三重でご覧になったのですね。
仰るとおり、実物を見ることでしかわからない、感じられないサムシングがあります。

いつでもまたお立ち寄りください☆


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