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ベルリン国立美術館展 2012/07/21

Posted by Master in Art.
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前日までのうだるような暑さから一変、肌寒ささえ感じる陽気の中、半月ぶりに上野公園を訪れました。
今回の目的は国立西洋美術館で開催中の『ベルリン国立美術館展・学べるヨーロッパ美術の400年』を鑑賞すること。
ぱっとしない天気の平日の午後とあって、それほどの人出ではありませんでした。
まぁ都美は相変わらず混んでいるのでしょうけど(後述)。

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美術館前では『マルティン・ルターの肖像』と『真珠の首飾りの少女』がお出迎え。マルティン・ルター、世界史で習いましたね、宗教改革のところ。覚えてます?わたくしはさっぱり(苦笑)。

本展はサブタイトルにあるように、15世紀~18世紀にかけてのヨーロッパ美術を、絵画や彫刻を中心に系統立てて展示されていて、鑑賞と同時に学べる工夫がされているのが味噌です。
ルネッサンスからロココへの流れを知る、と言い換えても良いでしょう。

いわゆる巨匠や名品にこだわらず、無名職人や工房の作品が展示されていたのに感心しました。
中でも彫刻やレリーフに魅力的で興味深いものがいくつもあり、至近からじっくりと観ることができてよかったです。
特に17世紀頃のイタリアの作家たちの作品の数々は見事でした。

絵画では目玉になっているフェルメールをはじめ、ベラスケス、ルーベンス、レンブラントなどの作品が並んでいます。
やはり、初来日!との触れ込みの『真珠の首飾りの少女』が一番人気で、都美の『ガール』ほどではないにしろ、最も人だかりができていました。
しかし、あの『ガール』の有り難がり様はどうなんでしょう?
あれじゃ鑑賞と言えないよなぁ。
さておき、絵画の中で印象に残ったのは、『果物、花、ワイングラスのある静物(ヘーム)』、『黄金の兜の男(レンブラント派)』、『三人の音楽家(ベラスケス)』あたり。
そしてそして、何よりもインパクトがあったのが、ボッティチェッリがダンテの『神曲』の挿絵のために描いた素描。
これはもう展示ケースに顔をくっつけるようにして見入ってしまいました。
実に簡素な線画なのですが、デッサン力と生命感に驚かされ、個人的にこの日一番の収穫でした。

『ベルリン国立美術館展・学べるヨーロッパ美術の400年』は、東京・国立西洋美術館にて2012年9月17日まで開催中。

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コメント»

1. cumin - 2012/07/22

今度日本に帰国したら、上野まで行ってみようかな☆
そういえば記事にしてなかったけれど、この間、横浜そごうの「京都 細見美術館展」に行ってきました。
月夜が美しく描かれた掛軸が気に入って、でも絵葉書になってませんでした。
美術館に漂うあの空気がイイですね、上野美術館は広いんですか?

Master - 2012/07/23

>cuminちゃん
上野公園には、
上野の森美術館
国立西洋美術館
東京都美術館
東京藝術大学美術館
と、四つの美術館があって、それぞれ個性的で楽しいよ。
美術館や博物館って、天井が高くて壁が大きくて柱が少なくて、独特の雰囲気に包まれます。


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