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フェルメール 光の王国展 2 2012/09/06

Posted by Master in Art.
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昨日9月5日から始まった『フェルメール 光の王国展 2』を鑑賞して来ました。
会場は東京・銀座六丁目にあるフェルメール・センター銀座。
怪しい雲行きの中、雨を心配しながらの上京でした。

フェルメール・センター銀座はフェルメールの作品37点を、制作当時の色彩・質感をデジタル技術により再現した「リ・クリエイト」作品として作られたものを、オリジナルと同様のサイズ・同様の額装で展示しています。
早い話が、オリジナルではないもののフェルメールの全作品を一ヶ所で観ることができるという、お手軽な展覧会なのです。
イベント・タイトルに「2」とあるのは、前回までの企画がフェルメールの作品を制作年代順に展示していたのに対して、今回はマウリッツハイス美術館(オランダ)、ベルリン国立美術館(ドイツ)、ルーヴル美術館(フランス)、ロンドン・ナショナル・ギャラリー(イギリス)、メトロポリタン美術館(アメリカ)など、収蔵美術館ごとに並べるというかたちに展示方法を一新したことによります。

現在都美で展示中の『真珠の耳飾りの少女』、西美に初来日中の『真珠の首飾りの少女』はもちろん、『デルフト眺望』も『天文学者』も『ヴァージナルの前に立つ女』も『信仰の寓意』も、盗難にあって今もなお行方不明の『合奏』も、全部ここにあります。
「絵画はオリジナルを見てこそ」とは言え、また昨今のフェルメール人気にあやかっての企画であろうことを差し引いても、なかなかに興味深いイベントではあります。
そりゃあ勿論、オリジナルが放つ輝きや存在感は望むべくもありませんけどね。
でも、印刷された画集を眺めるよりはよほどオリジナルの雰囲気を感じられると思います。
やっぱり『デルフト眺望』と『絵画芸術』、『信仰の寓意』はオリジナルを観たいなぁ。

展示スペースの一隅にはフェルメールについての考察コーナーがあり、彼が使ったとされるラピスラズリ顔料や、カメラ・オブスクラの紹介、『手紙を書く女と召使』の背景再現など、ひと通り作品を観た後にも楽しめる趣向が凝らされていました。

『フェルメール 光の王国展 2』は東京・銀座のフェルメール・センター銀座にて、2012年11月30日まで開催中。

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コメント»

1. フォレ - 2012/09/06

こんばんは^^
芸術作品とか鑑賞されるのもお好きですか?^^
自分もアートとかクリエイティブって
言葉に反応してしまいます~
この場の雰囲気とかも良いですね^^
国立新美術館、とか行きました^^

Master - 2012/09/07

>フォレさん
美術、映画、音楽、鑑賞するの好きですよ。

美術館の雰囲気もそれぞれ違いがあって、その違いも味わいのうちですね。
六本木の新美はガラス張りの曲線が美しい建物。
来月に始まる、リヒテンシュタイン伯爵家のコレクション展が楽しみだなぁ☆

2. うさぎ - 2012/09/09

す、すいません。もう、日本中がフェルメールばっかりで、食傷気味になってきました。あっちこ、こっちも、フェルメールで、フェルメールは日本在住なんではないかと?

Master - 2012/09/09

>うさぎさん
あっはっは、マスメディアの煽りはものすごいし、稀少性とかスタイルとか、日本人好みの画家なんでしょうね。ルノアールやモネなども同様。
近年は洋画家ならフェルメール、邦画家なら若沖あたりが美術展のキラー・コンテンツと言われてます。
とにかく人を呼びたくて、興収をあげたいから、主催や協賛に名を連ねるテレビ局や新聞社が自前の媒体を使って、広告を垂れ流す風潮にはウンザリします。
それに踊らされて物見高い人達がぞろぞろと行列を作るわけで、絵画もパンダもスカイツリーも同列。
裾野を広げる効果はあるのでしょうが、なんだかな~って気分にもなります。
フェルメールに罪はないんだけど(苦笑)。
千葉市美術館で開かれた曾我蕭白展なんて、あんなにも素晴らしいコレクションだったにもかかわらずガラガラ。
美術館の学芸員やキュレーターの人も、集客力ばかりに目を向けず、おお!っと唸らせるような企画を立ち上げて欲しいものです。


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