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棚から1冊~『旅する力』 2012/09/08

Posted by Master in From my bookshelf..
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『旅する力』
沢木耕太郎 著
新潮社

旅行記や紀行文が好きで、これまでに随分な数を読みました。
海外ノンフィクションものの中ではダーウィンの『ビーグル号航海記』が最もわくわくしながら読んだものです。
そして国内ノンフィクションでは、なんといっても『深夜特急』!
若き沢木耕太郎氏がユーラシアを横断した記録で、ライブ感溢れる文章に夢中でページを繰りました。
この感覚を再体験させてくれる旅行記は、未だに現れていません。

本書『旅する力』はサブタイトルに「深夜特急ノート」とある通り、彼がユーラシア横断の旅に出るきっかけや背景、帰国後の生活や心境について綴られています。
加えて「旅とは?」という命題を軸に据えて、彼なりの考察と意義が述べられています。
…と書くと何だか小難しい文章が並んでいるようですが、とても読みやすく、沢木流の旅のなんたるかが解き明かされる内容です。

沢木氏は言います。
旅とは大きなものを得ることもできるが、失うこともある学校のようだと。
世界中の人々が教師であり、教室は世界そのものである。
そして、旅に教科書はない。
教科書を作るのはあなただ、と。

旅についてほとんど語れるものを持ち合わせていない自分にとって、読み進むうちに悔しさや寂しさを感じたりもしましたが、若い時代にしかできない旅があるように、年齢を重ねていけば四十代には四十代の、六十代には六十代の旅というものがあるのではないか、との考えに深く頷き励まされた気がします。
いや、読んでよかった!

私的評価=★★★☆

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コメント»

1. フォレ - 2012/09/08

こにちは^^
旅行紀行…どんなじゃるんなんだろうと思いました
読んだこと無いですね~。
イメージ、教科書に載ってそうな…そんな感じ??
ノンフィクションってところにすごく惹かれますねー^^

Master - 2012/09/08

>フォレさん
毎度ありがとうございます☆

早い話がフォレさんのツーリング日記のようなものです。
誰かがどこかに行って、こんなだったよって話を聞いたり読んだりするのが好きなんです。
自分も行った気分になれたりするし。


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