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ビートルズのカバー 2013/01/11

Posted by Master in Music Book.
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と言ってもレコード・ジャケットの話じゃなくて。

世の中でビートルズほど様々な歌手や演奏家にカバーされているバンドもないでしょう。
自分でもギター片手に彼らの曲を弾くことがあるし、かつて自宅で弟と二人で宅録(今で言うDTMみたいな)に挑んだこともあります。
確か”All My Loving”だったなぁ。
いやいや、そんな素人レベルのカバーは置いといて…。

これまでに幾つものビートルズ・カバーを聴いてきました。
そこで、その中でも特に印象的で、独創性と完成度の高いものを5曲選んでみました(私見にして順不同)。

♪”Ticket To Ride” カーペンターズ

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中学生の頃、洋楽というものを意識して聴き始めたきっかけになったのがカーペンターズ。
最初に聴いたベスト盤の中でも特に印象に残ったのがこの曲で、ビートルズ・ナンバーだと知ったのは後になってからです。
オリジナルを聴いた時には、そのハードなドライブ感にしびれました。
カーペンターズ・バージョンは原曲とは異なるハーモニーが美しく、カレンの低音が大人びた味を出していて、別れの切なさが際立っていますね。
ビートルズ・ナンバーの中で、オリジナルよりもカバーを先に聞いたのはこれと”Help”だけです。

♪”Hey Jude” ウィルソン・ピケット

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実にたくさんの人によってカバーされているこの曲は、その多くがポールお得意の綺麗でキャッチーなメロディを活かしたものです。
しかしウィルソンはメロディをなぞることよりも、曲(歌詞)に込められたポジティブなメッセージを伝えることに重きを置いています。
ここで聴ける男らしい歌声は、傍にいる友人に語りかけるように歌うポールとは対極の、不特定多数に向けた力強さがあります。

♪”Help” ティナ・ターナー

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ジョンが歌詞に込めた悲痛な心情は、積年の苦難を味わったティナが歌うことで、強烈なリアリティを放ちます。
ソロとして復活を飾るまでの彼女の苦難は後に知り、それを踏まえて聴くと、過剰なまでの感情移入も頷けます。
1985年暮れに行われた来日公演で、最もインパクトがあったのがこの曲のパフォーマンスでした。
最後、”Won’t you…please help me!”と歌い上げる様はまさに絶唱。

♪”Don’t Pass Me By” ジョージア・サテライツ

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ホワイト・アルバムの中でリンゴが歌う、のほほんとしたカントリー風味のどうってことない曲が、派手にドライブするゴキゲンなロックンロールに生まれ変わったのに驚きました。
導入部から本編への流れも、ギター・アンサンブルも、編曲に工夫の跡があり、聴き飽きることなく、ついついギターに手が伸びてしまいます(笑)。

♪”イエロー・サブマリン音頭” 金沢明子

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これはもうカバーを超えたカバーとでも言いましょうか。
原曲も楽しさいっぱいのパーティー・チューンでしたが、金沢バージョンはそれに輪をかけたドンチャン騒ぎっぷりです。
これもひとえにプロデューサー大瀧詠一と、アレンジャー萩原哲昌の賜物。
杉真理、伊藤銀次、佐野元春ら、ビートルズを敬愛してやまない人たちのゲスト参加も聴きものであります。
歌詞の改変を含めて、リリースすることを了承したポールは、よほど心が広かったのか、理解を超えていたのか?(笑)。

オリジナルに忠実な、リスペクト溢れるカバーもいいし、ラトルズのようにパロディを極めるのもいい。
でも、ビートルズに限らず、カバーするならとことん個性を発揮して、リスナーを楽しませて欲しいです。
シド・ヴィシャスの、タイトルと歌詞とは裏腹の、人生をナメきった”My Way”とか大好きなもので。

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コメント»

1. フォレ - 2013/01/11

こんばんは^^
カバーとなっ!!!?
オリジナルも良くわかりませんが(w
カーペンターズがカバー、びっくりです
カーペンターズ自身も、良くカバーされるでしょうね~
Masterさんのカバーが気になりますがw
私、なんとかS&Gを歌いたいと頑張ったんですが…
声が高くて出ないのですがw
かろうじて、明日に掛ける橋…☆
金沢明子さんのシャツも凄い☆

Master - 2013/01/12

>フォレさん
そう、カバーです。
ゾウでもサイでもありません!

カーペンターズも沢山カバーされていると思います。
ヒット曲多いし、覚えやすいし♪

“明日に架ける橋”歌えるならたいしたものですよ!
ちなみに俺は”The Boxer”が好きです。

シマウマ柄…しかも正面顔。
大阪のオバチャンかっ!?

2. guitarbird - 2013/01/15

こんばんわ
私がいちばん好きなビートルズのカヴァーは、エアロスミスのI’m Downです。
カヴァーというよりほとんどコピーですが、この曲はビートルズよりエアロの色に合っている、と思いました。
次が、ネヴィル・ブラザースのCome Together、「ウッドストック94」入っているものですが、ジョンが生前「この曲は黒っぽくて買いだね」と言っていたけれど、そんなジョンが聴いたら喜ぶんじゃないかなと。
あと取り上げられているジョージア・サテライツのはその曲はビートルズの中では人気がないけれど密かに大好きだったので、同じような思いの人がいたことがうれしかった(笑)。
「迷」カヴァーとして上げたいのは、アレサ・フランクリンのEleanor Rigbyで、弟が10回くらい聴いて漸く「ああこれこの曲だったのか」と気づいたくらいに変わっていますね(笑)。

Master - 2013/01/16

>guitarbirdさん
エアロスミスは王道ですが、ネヴィルスとは渋好みですねぇ。
アリサの”Eleanor Rigby”は未聴ですので、いつか聴いてみます。
サテライツはもう大好きなバンドでして、ラウドなギターがドライブしてるってだけでもう・・・。

記事にあげた”イエロー・サブマリン音頭”と双璧をなす邦楽カバーとしては、上々颱風の”Let It Be”を挙げたいです。
ゴスペル調の厳かさが木っ端微塵になったダンス・チューンに生まれ変わってます♪

3. しまこ - 2013/01/17

あはは。ありましたね~「イエロー・サブマリン音頭」
そうそうカバーを超えてますね^^

ティナ・ターナーの絶唱、想像できます(顔が濃いなぁ 笑)
ティナ・ターナーとミックの共演をなにか?(DVD?)で見たときは
最強だと思いました

Master - 2013/01/17

>しまこさん
カバーというよりは改作と言いたい。
プロデューサー大瀧詠一、一世一代の傑作でしょう。

ティナ・ターナーとかパティ・ラベルの絶唱って、ディープ過ぎて受け付けない人もいるだろうなぁ。
ミックとティナ、”Dancing In The Street”だったっけ?ヴァンデラスの。
あ、それはボウイか…。
あああ、”State Of Shock”かっ!?

うるさいって(苦笑)。


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