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『ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの』鑑賞 2013/04/23

Posted by Master in Movies.
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upload20130423
『ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの』
Herb & Dorothy 50×50 (2012 / U.S.A.)
監督:佐々木芽生
脚本:佐々木芽生
製作:佐々木芽生
出演:ハーバート・ヴォーゲル、ドロシー・ヴォーゲル、ポーラ・アンテビ、リサ・ブラッドリー、クリスト&ジャンヌ=クロード、他
鑑賞:劇場

NY・マンハッタンに暮らすハーブとドロシーのヴォーゲル夫妻は、類まれな審美眼を持つ現代美術ファンにして収集家。
自分たちの収入に見合った価格で、二人が住む小さなアパートメントに収まる大きさの作品に限る、という条件の下で数十年かけて集めた作品の数は約4,000点。
積年のうちに二人のもとに集まった「ヴォーゲル・コレクション」は、今や世界中から貸し出し依頼が来るほどの美術界きっての貴重な財産となりました。
しかし彼らは多くの作品を手元に置いておくだけに留めず、全米50州の50箇所の美術館にそれぞれ50点ずつ、合計2,500点の作品を寄贈することに決めます。
本作は二人とアーティストたちとのかかわり、寄贈に奔走する姿、そしてアートとそれを観る人々などを織り込みながら、時の流れの中で自分たちの価値観で芸術を愛するハーブとドロシーのお互いへの思いやりに溢れた日常が描かれます。

前作同様にクリスト、リサ・ブラッドリー、マーク・コスタビ、ロバート・バリー、チャック・クロースなど、現代アートの第一人者が夫妻への思いや作品についてコメントしたりしており、なかなかに興味深く観られました。
日本ではあまり馴染みのないアーティストがほとんどですので、「???」と思う反面、未知のアーティストに出会う楽しみもあると言えます。
上に挙げた中では、橋やら島やらを「梱包」してしまうランド・アートのクリスト&ジャンヌ=クロードとか、のっぺらぼうの人物画が印象的なマーク・コスタビあたりが有名どころになりますでしょうか。

過剰な演出や波乱に満ちた展開とは無縁の、それでいて動的なパワーを感じるドキュメンタリーです。
最後に描かれるエピソードはちょっとセンチメンタルな気分になりますが、夫妻の間の愛情と人生に対する充実感が伝わってきました。
アートと猫と人間、そして人生を愛する人に。

私的評価=★★★☆+

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コメント»

1. しまこ - 2013/05/06

前作は静かな感動という幸福感をもらいました
今回はまだこちらで公開されてなくて、でも来たら行きます
先日ドロシーさんのインタを新聞で読みました
良い作品、すてきなお二人ですね

Master - 2013/05/07

>しまこさん
穏やかな中にも強さを感じるんですよね。
ぜひ、ご覧になってください!


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