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OUT THERE JAPAN TOUR 2013 2013/11/22

Posted by Master in Music Book.
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さて、日付も変わったし、この記事を解禁します。
思いっきりネタバレなもので(笑)。

今春に始まったポール・マッカートニーのOUT THERE TOURが日本へとやってきました。
以前に書いた通り幸運にも東京初日のチケットを入手できたので、しっかりと有休をとって東京ドームに行ってきました。
いやぁ、素晴らしいステージでした!
IMG_20131121_083808
開場前の15時くらいにぶらっと行ってみたら、場外グッズ売り場はすでに長蛇の列。
ライブは手ぶらのつもりだったので慌てて列に並び、プログラムなどを購入して一度ホテルに戻り(わざわざ泊りにしました)、出直して来た頃にはすっかり日も落ちてドームのライトが点灯され、今度は入場待ちの列が伸びています。
予定時間を幾分押して入場開始。
自分の席は三塁側1階スタンド、下段だったので思ったより良席でした。
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ちなみに場内はフラッシュ使用や動画撮影は禁止でしたが、携帯などでのスナップ撮影は開演中も許可されていました。
とは言え、目も耳もステージに釘付けで、写真を撮る余裕などほとんどありませんでしたが。

19:10頃だったかな、場内が暗転してポールとバンドが登場。
観客がスタンド席までスタンディング・オベーションと大歓声で迎える中、”Eight Days A Week”でショウがスタート!
予想以上に声が出ているのにビックリ。
最新アルバムの1曲目”Save Us”をドライブ感いっぱいに響かせて、日本語でのMCをはさみつつ”All My Loving”、”Listen To What The Man Said”、”Let Me Roll It”(ジミ・ヘンドリクスの”Foxy Lady”をアウトロに加えたバージョン)とヘフナー・ベースを弾きながら歌いつないでいきます。
“Paperback Writer”はカジノに持ち替えていましたが、速弾きリード・ベースも聴きたかったなぁ。

ここでポールはグランド・ピアノに移動。
ナンシー夫人へ捧げた”My Valentine”、ウィングス時代の”Nineteen Hundred And Eighty-Five”、ビートルズ時代の”The Long And Winding Road”ときて、ピアノ・セクションの最後は亡きリンダに贈る”Maybe I’m Amazed”。
個人的に大好きな曲で、これだけは絶対にライブで聴きたい!と思っていたので、ここではかなりグッときました。
こういうのを名曲というのだなと実感。

次はマーティンのアコギを持って、”I’ve Just Seen A Face”からアコースティック・セッションが始まりました。
“We Can Work It Out”、これまた大好きな”Another Day”、”And I Love Her”と続きます。
このあたり、ギブソンのアコギとチェンジしながらだったと思いますが、どの曲で替えていたか記憶があやふや(たぶん”Another Day”はギブソンだったと思う)。
メッセージ・ソングでもある”Blackbird”をひかえめなMCの説明付きで歌った後は、アコースティック・セクションのハイライトです。
「ジョンのために…。ジョンに拍手を!」
観客の大拍手を受けて”Here Today”が始まり、ふっと拍手と歓声が止んだ静寂の中で切々と歌われるこの歌では再び鼻の奥がツーンとなる感覚に襲われました。
親友だからこその素晴らしいトリビュートでしたね。

幾分しんみりした雰囲気をポジティブなエネルギーに変えるように、今度は派手にペイントされたマジック・ピアノに移動してビートルズ色に満ちた”New”、”Queenie Eye”と新作からの曲を続け、これがまたスタジオ・バージョンよりもはるかに魅力的で驚きました。
“Lady Madonna”でこのセクションは終了。

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再びアコギを手にして”All Together Now”、”Lovely Rita”とビートルズ中期の2曲。
“Everybody Out There”では観客との掛け合いがキモなのですが、ポールの思惑通りにはレスポンスがなかったようで、曲を終えた後であらためて歌唱指導のようなコール・アンド・レスポンスをひとしきりやって締め(笑)。
続いて”Eleanor Rigby”。
このあたりから楽器チェンジがちょっと慌ただしい。
ヘフナーを持ってジョン作の”Being For The Benefit Of Mr. Kite!”。スタジオ版の音の再現が見事でした。
そしてウクレレが持ち出され…「ジョージに拍手を!」
“Something”はウクレレから途中マーティンに持ち替え、後半はフル・バンドでの素晴らしいアレンジと演奏で、ここで三度グッときました。

ヘフナーを抱え「一緒に歌って」と声をかけて始まった”Ob-La-Di, Ob-La-Da”、”Band On The Run”がここで登場し、ライブはそろそろ終盤の様相ですが、気づけばポールは喉を潤すことなく歌いっぱなし!
こちらは声が枯れ始めてるというのになんというタフさ。
大ノリの”Back In The U.S.S.R.”を終えてグランド・ピアノに移動、”Let It Be”を歌い上げ、俺はよくもまぁ先日は恥ずかしげもなくこれを歌ったものだと赤面しました(しばらくは自粛しよう。笑)。
ラスト前には満を持して”Live And Let Die”が登場、これでもかと火柱が炸裂し、スポットライトとレーザーが飛び回るド派手な演出はライブならでは。
本編最後は観客の大合唱を誘う”Hey Jude”で幕を閉じました。

アンコールに応えてポールとバンドは日の丸とユニオン・ジャックを掲げて再登場。
IMG_20131118_225102
“Day Tripper”、”Hi Hi Hi”、”Get Back”とゴキゲンなロックンロール三連発。
やはりヘフナーを腰で弾く姿が絵になります。
ダブル・アンコールは福島への鎮魂歌として捧げた、アコギ1本の”Yesterday”。
お次は一転しての大絶叫ロック”Helter Skelter”をぶちかまし、オーラスのメドレーはグランド・ピアノから始めてフロント・ステージに駆け下りてレスポールを弾きまくる”Golden Slumbers/Carry That Weight/The End”になだれ込む!
そして、ああ、夢のような一夜のROCK SHOWが終わってしまう…。
最後のコードの余韻も消え、紅白の紙吹雪が舞う中をポールは”See you next time!!”の言葉を残してステージを去っていきました。
このとき時計の針は21:50近くになっており、150分超の濃密な時間はあっという間に終了。
ポールの去り際の言葉を素直に信じたいです。

「つまるところ、君が手にする愛は、君が育んだ愛と同等なのさ」
ポールが最後に歌った歌詞を頭の中でリピートしながら、今夜のライブで得た何物にも替え難い暖かな感動はポールが自分にくれたものであるのと同時に、この三十数年間にわたって自分が彼の音楽を愛してきたからこそ得られたものなのかな、と自負の混じった満足感を胸にホテルまでの道を歩いたのでした。

2013年11月18日のセットリストは以下の通り。
1. Eight Days A Week
2. Save Us
3. All My Loving
4. Listen To What The Man Said
5. Let Me Roll It/Foxy Lady
6. Paperback Writer
7. My Valentine
8. Nineteen Hundred And Eighty-Five
9. The Long And Winding Road
10. Maybe I’m Amazed
11. I’ve Just Seen A Face
12. We Can Work It Out
13. Another Day
14. And I Love Her
15. Blackbird
16. Here Today
17. NEW
18. Queenie Eye
19. Lady Madonna
20. All Together Now
21. Lovely Rita
22. Everybody Out There
23. Eleanor Rigby
24. Being For The Benefit Of Mr. Kite!
25. Something
26. Ob-La-Di, Ob-La-Da
27. Band On The Run
28. Back In The U.S.S.R.
29. Let It Be
30. Live And Let Die
31. Hey Jude
ENCORE
32. Day Tripper
33. Hi, Hi, Hi
34. Get Back
ENCORE
35. Yesterday
36. Helter Skelter
37. Golden Slumbers/Carry That Weight/The End

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コメント»

1. フォレ - 2013/11/22

こんばんは~~
おぉー話題の人じゃないですか!
今日本ではポールかキャロラインですもんね
チケットとるの大変でしたか?
私、もし次回マライアが日本に来たら
是非行ってみたいと思って居るんです。
初来日の時は全然チケット取れなかったんですよ><。
しかし曲数がおおいなぁ~えぇ37曲(笑
そかービートルズの曲が多いんですかな?
大満足のライブだったようですね!良い時間が出来ましたね~
ピアノも弾くなんて…すごい、才能は有る人がうらやましい~

関係ないですけどボウディーズはお好きでしょか?

Master - 2013/11/24

>フォレさん
はい、こんばんは!
チケットは「最速抽選」というのに申し込んで、幸運にも当選しました。
ただ自分で席を選べないので、チケットを引き取るまで不安でしたよ。アリーナの後ろのほうだったりしたら困るな~って。

マライアはそろそろ新しいアルバムがが出ますから、お披露目ツアーがあるんじゃないかな?
楽しみに待ちましょう♪

ポールはベース、ギター、ピアノ、ドラムス、一通りできちゃう人です。
日本人だと山下達郎もマルチにできる人ですね。
ビートルズの曲は3分くらいのが多いので、曲数的には多くなります。

ボウディーズですか?
あんまりよく知らないです。
YouTubeで聴いてみまっす!

関係ないですけどアークティック・モンキーズは好きです。

2. guitarbird - 2013/11/23

おはようございます
私が行った日は開始が遅かったのか、曲数同じだけど終わったのは22時を過ぎていました。
記憶では22時より後になったコンサートは初めてで、ほんとうにポールはすごい人だなと思った部分のひとつでした。
ちなみに20年近く前の武道館のR.E.M.の時はその時刻に家に着いていた記憶があります(笑)。
今回思ったのは、ポールの仕草のひとつひとつが人を引き付ける、ということでした。
なんだろう、普通の人がやるとあざといのに、ポールはそれが自然で、ポールの人を楽しませる能力は持って生まれたものなのだと。
ほんとうに、また来てほしいですね、そう願っております。
そして先日はありがとうございました!
カレーおいしかったけど、カレーの味を忘れるほど楽しく音楽の話ができました(笑)。

Master - 2013/11/24

>guitarbirdさん
はい、おは…こんばんは。
長丁場のコンサートというとブルース・スプリングスティーンの全盛期4時間オーバーが有名ですが、ビートルズ時代はワン・ステージ30分だったことを思うと、失礼ながらこの年齢で約3時間をこなすのはびっくりです。

いやほんとにおっしゃる通り、彼は本当にエンターテインメント精神の塊ですね!
「コンサートに来てくれた人たちすべてに最高の夜を」なんてさらっと言って、実際その通り皆を幸せにしてくれるのですから。

こちらこそ楽しい時間をありがとうございました。
また機会があればぜひ会いましょう。
ポール共々、See you next time!

3. ひま♪ - 2013/11/26

お疲れ様〜

私がポールを語っても嘘臭くなるので‥‥語りませんが(笑)

何はともあれ冥土の土産になって良かっ、、、イヤイヤ

何はともあれ凄く楽しかったのが伝わってきました
それに写真オッケーなんて珍しいですね♪
ステージ前の人はきっと良い写真何枚も撮れたんでしょうね。

アメブロでも行った方を何人か見掛けました。

ワタシは。。。ユーミンの40周年に行きたいかな
売り出し前にファンクラブ入っとくかな(笑)

ホント、、良かったネ(^O^)/

Master - 2013/11/26

>ひまちゃん
おーす!
そうだな、ひまちゃんにはポール・・・ダンスでも(笑)。

うん、とても素晴らしいコンサートでした!
撮影オーケーはあれかね、twitterやfacebookなんかで「拡散」させて、プロモーションに利用しようという思惑あってのことなのかもよ。
自分はスタンド席だったからまだ良かったけれど、ただでさえ人垣で見え難いアリーナで前に立ってる人が携帯かざして写真撮ってたら、かなり迷惑に感じるだろうね。

Yumingのツアーはもう始まってるんだ♪
二十歳前くらいによく聴いてたな(ガキのくせに)。
「おしゃれなおねえさん」に憧れたお年頃(笑)。


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