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棚から1冊~『その女アレックス』 2015/08/21

Posted by Master in From my bookshelf..
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『その女アレックス』
ピエール・ルメートル 著
橘明美 訳
文藝春秋

昨年度の翻訳ミステリ界の話題をさらった作品を今更ながらに読了。
「このミス」とか「本屋大賞」とか、話題作りの賞レースは極力見ないふりをしているのだけれど(基本的に他人の推薦本は信用しないし、読む前に余計な先入観を持ちたくないし)、この作品は嫌でも評判が耳に入ってきた。
まぁ、それだけ話題になったということですね。

簡単に感想を言うならば、かなり楽しんで読めたサスペンス小説でした。
スピード感のある展開で、その展開もストーリーに没入するほどに読者を翻弄する手際の良さ。
お話はアレックスという名の女性が何者かに拉致監禁され、壮絶な環境に置かれるところがスタートになります。
ストーリーが進むに従ってアレックスと彼女を取り巻く人物たち(類型的でありながら魅力的)が、右へ左へと急ハンドルを切るように、読者を振り回して、要所での急展開に「まだ1/3も読んでないよな?」とか、「ここでこうなるの?」などという思いに読み進み具合を確認すること数回。
ラストは妙な不完全燃焼感を伴いながらも、そう来たか!という、これまた妙なカタルシスがありました。

数年前に『アリス・クリードの失踪』という映画がありましたけど、何となくそれに相通じるものがあるようにも感じた、サスペンス・エンターテインメントでした。

私的評価=★★★★

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コメント»

1. フォレ - 2015/08/22

こんにちは~
これ知ってる!!
なにかと話題の一冊でしたね~
図書館や本屋さんで幾度となく目にはしていたのですが
私は未読でございます~
なんか、主人公の名称?がキャラによってちがくて
読むのが大変だったと聞いたことがありますが
あれ?これだったかなー?
私は先入観なしに、題名から
アレックスが不二子ちゃん並の活躍をするお話だと
勝手に思っていました(笑

Master - 2015/08/23

>フォレさん
おっ、流石チェックしてまんな!
そうです、アレックスはいくつもの偽名を使って、様々な人たちとの関わりを持って生きています。
とは言え、これは先入観や事前情報無しに読むのが良いと思います。
ご一読あれ☆


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