jump to navigation

この半年間を振り返る 2016/07/16

Posted by Master in Art, Down on the corner., Music Book.
add a comment

image

今年も半年があっという間に過ぎました。
1月~6月までを振り返ってみると、結構あちこちに出かけていたんだなぁと思い出されます。
1月: 成田山初詣
2月: Madonna Rebel Heart Tour(さいたまスーパーアリーナ)、ボッティチェリ展(上野)、フェルメールとレンブラント:17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展(六本木)
3月: アニー・リーボヴィッツ展(東雲)、カラヴァッジョ展(上野)、俺たちの国芳 わたしの国貞展(渋谷)、佐野元春35周年コンサート(東京国際フォーラム)
4月: 若冲展(上野)
5月: ポンペイ壁画展(六本木)、ジム・マーシャル写真展(銀座)、ロバート・ウイテカー写真展(神宮前)
6月: ポンピドゥー・センター傑作展(上野)

今月は既に丸の内でジュリア・マーガレット・キャメロン展を鑑賞、月末は横浜の音楽イベントに遠征予定。
仕事のスケジュールがキツいので、夏場はお出かけをセーブしないとバテそうです。

アニー・リーボヴィッツ “WOMEN: NEW PORTRAITS” 2016/03/29

Posted by Master in Art.
2 comments

アニー・リーボヴィッツと聞いてピンとくる方は、そう多くないかもしれません。
彼女はアメリカの写真家で、政治家や芸能人、アスリート、市井の人びとなど幅広く被写体にする、主にポートレイトで著名な方です。
音楽ファンなら、例えばこんな写真を見たことがあるかも。
image

何を隠そう自分も音楽関係の写真を通して、アニー・リーボヴィッツという名前を知った口です。
その彼女がこの度、世界10都市限定の最新作品展を開くと聞き、東京は東雲のギャラリーへと足を運びました。image

大きな倉庫か工場のような建物がギャラリーとして使われており、内部もコンクリートや配管が剥き出しだったりして、それ自体がかなりアートな雰囲気です。

今回は”WOMEN”とタイトルにあるように、さまざまな職業や立場の女性のポートレイトが集められていました。
ヨーコ・オノ、アデル、マララ・ユスフザイ、テイラー・スウィフト、 ブルース・ジェンナー、アウン・サン・スーチー、アニーの母上など、プリント以外にも大型のモニターでの展示もあり、決して広い会場とは言えないものの、全てを鑑賞するにはそれなりの時間がかかりました。
image

image

彼女のカメラに向けられる被写体の目には信頼もあれば緊張もあり、もちろん穏やかで微笑ましい表情も見られ、単にジャーナリスティックだったり、アーティスティックなイメージばかりではない多様性を感じました。

もしまた機会があれば、ぜひ訪ねてみようと思います。

ボッティチェリ展 2016/03/28

Posted by Master in Art.
add a comment

2月も半ばを過ぎて※各種イベントが開催される中、今年お初となる美術展鑑賞に行って来ました。
※下書きママ

image

都美で開催中の『ボッティチェリ展』。
ボッティチェリといえば『春』や『ヴィーナスの誕生』が有名な、イタリア・ルネッサンス最盛期の画家として知られています。

展示作品の中には一昨年の『ウフィツィ美術館展』でも来日したものがあり、思いがけない再会に嬉しく思いました。

「日本初の大回顧展」との触れ込みですが、2大傑作が不在なので「画竜点睛を欠く」という印象は否めません。

『ボッティチェリ展』は東京・上野の東京都美術館にて、2016年4月3日まで開催中。

image

プラド美術館展 2015/11/28

Posted by Master in Art.
4 comments

三菱一号館美術館へ三度の訪問です。
『プラド美術館展』
今年も幾つもの美術展に出掛けましたが、おそらく今年最後になると思われます。

image

プラド美術館といえば、スペイン随一のコレクションを誇る美術館。
ベラスケスやゴヤ、ルーベンスなどを所蔵することで知られています。
本展はそこから選ばれた作品が展示され、日本初公開となるものもいくつかありました。
中でも特に観たかったのは ヒエロニムス・ボスの『愚者の石の除去』。
ボスはオリジナルの数が少なく、まして貸し出されることも稀なので、個人的に必見の1枚でした。
偽医者が愚者をカモにして、頭の中の石を取り出す治療をするという図で、寓意の込められた衣装や情景と作中人物の表情がとても興味深かったです。

他に印象的だったのは ピーテル・フリスの『冥府のオルフェウスとエウリュディケ』。なんとも不気味な絵でしたが、細部の描き込みが凄い1枚。
ベラスケスの『ローマ、ヴィラ・メディチの庭園』は一見単なる風景画なのに、ベラスケスならではの細やかさが後の印象派にも通じる不思議な作品でした。
そしてグレコの『受胎告知』。決して大きな絵ではないのですが、ぐっと引き込まれてしまう力を持っていました。

『プラド美術館展― スペイン宮廷 美への情熱』は、東京・丸ノ内の三菱一号館美術館にて 2016年1月31日まで開催中。
image

『陸奥A子×少女ふろく展~DOKIDOKI「りぼん」おとめチック♥ワールド!~』 2015/10/10

Posted by Master in Art.
4 comments

初めての弥生美術館。
千代田線の根津駅から、徒歩10分弱。

image

先日から始まった 『陸奥A子×少女ふろく展~DOKIDOKI「りぼん」おとめチック♥ワールド!~』(長いな)を鑑賞するために訪れました。
この立て看にあるように、弥生美術館と竹久夢二美術館が併設されています。
道幅が広くて開けた感じなのに、町並みは昭和っぽかったりして、この界隈は不思議な空気感ですね。

その昔姉が購読していた「りぼん」や「マーガレット」で少女漫画にも馴染みがあったので、当時の作家の名前を見聞きすると、作品のイメージがスッと呼び覚まされます。
本展でとりあげられている陸奥A子さんは、「おとめチック」と形容されるラブロマンスものを得意としていて、独特の発想と作画センスは一時代を築いたと言っても過言ではないでしょう。

展覧会の内容は作品と時代背景の紹介、原画(生原稿)の展示がメインで、関連作家にも触れたり、当時の掲載雑誌の実物や付録の展示もありました。
やはり興味深かったのは原画で、透明水彩やカラーペン、ポスターカラーなどを駆使して描かれた詩情溢れる「おとめチック」で「かわゆい」世界は、想像以上に繊細な筆致で仕上げられていました。
これはファンなら必見でしょう。
見応えもあって、じっくりと陸奥A子の世界に浸れます。
image

『陸奥A子×少女ふろく展~DOKIDOKI「りぼん」おとめチック♥ワールド!~』展は、東京・根津の弥生美術館にて2015年12月25日まで開催中。

モネ展 2015/09/23

Posted by Master in Art.
add a comment

image

暑い暑いと言っていたら、あっという間に立秋も過ぎてしまいました。
今年も残すところ100日を切りましたね。
そんなわけで、今年11回めの美術展巡りは都美で始まったモネ展。
開幕を連休に持ってきたため、訪ねた日も結構な人出でした。

本展はマルモッタン美術館の協力のもとに、魅力的な作品が幾つも来日しています。
特に目玉扱いされているのは、『印象、日の出』と『ヨーロッパ橋サン・ラザール駅』の2作品で、東京では会期前半に『日の出』を、後半に『サン・ラザール駅』を入れ換え展示する予定です。
個人的には『日の出』が観たかったので、混雑承知で開幕早々に出掛けました。
順路に沿って進むと『日の出』はちょうど真ん中くらいで出会います。
そしてこれだけは「立ち止まり禁止」での観賞を指示されます。
仕方ないので国会議員の如くの牛歩戦術で観ました(笑)。
想像以上にラフとも言える筆致なのですが、オレンジの太陽とブルーグレイの海のコントラストが鮮やか。
それでいて朝の空気の透明感もあり、図版からは伝わらない空気を感じました。

『日の出』以外に観たかったのは、
『オランダのチューリップ畑』
『トゥルーヴィルの海辺にて』
『ジヴェルニーの庭』
『小舟』
あたりで、どれもさほど人だかりはしていなかったので、間近に・遠目に観ることができました。
中でも『オランダのチューリップ畑』は滑るような筆跡でスピーディーに描かれた様子で、それでもなお華やかで穏やかな光景を見せており感心しました。

そして今回の大きな収穫は、モネ晩年の作品を観られたこと。
目の病のため視覚を制限され、詳細な観察やありのままの色覚が不自由になっていく中で、作品のサイズはより大きく抽象性を増し、乏しい視覚でこれでもかと対象物の「印象」をカンバスに残した、画家としての意地に心を動かされました。
ある意味、『日の出』などよりも晩年の作品群の方が感動的でした。

『モネ展』は東京・上野の東京都美術館にて、2015年12月13日まで開催中(その後、福岡、京都、新潟へと巡回予定)。

image

ドラッカー・コレクション 2015/08/11

Posted by Master in Art.
add a comment

image

もう、はるかな過去のような気がします(笑)。
行って来ました…と言うか、行ってたんですよ、千葉市美術館の『ドラッカー・コレクション』。

ドラッカーと言えば「マネジメントの父」として有名ですが、実は日本美術のコレクターとしても知る人ぞ知る存在で、特に水墨画をこよなく愛した人だったそうです。
この千葉市美術館での企画は、そんなドラッカーの水墨画コレクションをどどっと集めて展示したもの。
私的にはドラッカー云々よりも、単純に水墨画が見たかったからという目的で出掛けてきました。

image

image

image

こんな感じの水墨画が相当数展示されており、かなり見応えがありました。
ほとんどが掛軸に装丁されていて、屏風や襖絵のような大きな作品を見慣れた目には、少々変化に乏しく思ってしまいました。
また、もっと章だてのテーマをわかりやすくして欲しかったです。

ドラッカーの『マネジメント』は10年くらい前に読みました。
それなりに興味深く読了しましたが、このコレクションを見て、氏のイメージが更に肉付けされた感じを持ったので、また読み返してみようと思います。

image

『画鬼 暁斎』 2015/07/21

Posted by Master in Art.
2 comments

image

今年一番の注目と言って良い美術展、『画鬼・暁斎』を観賞してきました。
場所は丸ノ内の三菱一号館美術館。
オープニング日がちょうど公休日だったので、混雑を心配しながらも出掛けてきた次第。

河鍋暁斎は江戸末期から明治にかけて創作活動を行った絵師です。
当時はともかく、現代における知名度はさほどでもありませんが、その作品は一目見たら忘れられないインパクトがあります。例えば…
ほれっ!

image

道端の草むらから巨大な化け猫がどーんと顔を出して、通りすがった人が片や「桑原桑原」、片や思い切りエビ反ってどっひゃー!の図。
ここの美術館は小さめの展示室が幾つもあって、かなり親密な雰囲気で観賞できるのが魅力なのですが、この化け猫は縦横が3m以上ある巨大なもの(実物はずっと小さいです)。
それが小さな展示室に入るなり眼前に現れるのですから、そのインパクトたるやこちらも思わずエビ反りそうになります。
この他にも蛙が合戦をしている図、九尾の狐、沢山の骸骨が出てくる夢を見ている人など、戯画調でありながらもしっかりした画力で妖怪変化から美人画まで、目を奪われる作品が多数出展されています。
また人目を忍ぶように「18禁コーナー」があり、なかなかリアルに描かれた春画も並べられているので、そっち方面に免疫のある大人の美術ファンは是非お見逃しなく。

今回は暁斎と共に弟子にあたるジョサイア・コンドルの紹介もされています。
コンドルは建築家でニコライ堂や旧岩崎邸を手掛け、何を隠そうこの三菱一号館(旧)も彼の設計によるもの。
弟子が作った美術館で師匠の回顧展が開かれるという、ちょっといい話的な感慨がありますね。

『画鬼 暁斎』は東京・丸ノ内の三菱一号館美術館にて2015年9月6日まで開催中。
image

マグリット展 2015/06/29

Posted by Master in Art.
2 comments

image

こちらで近況報告ができなくなってしまい、自己嫌悪に陥っております。
いや、実際、根津美術館やらサントリー美術館やら森アートやら三菱一号館やら、あちこちの美術展に出掛けてはいるんですよ。
でも、小梅の健康状態とか気掛かりが幾つかあって、ブログは放置を余儀なくされておりました。
…以上、弁解。

さて、そんな中での振り返り。
新美で開催されていた『マグリット展』。
主だった有名どころは来日していたんじゃないかな。
窓、海、空、といった、マグリット作品に不可欠のイディオムを含むものや、無機質でシュールなもの、トリックアート的な摩訶不思議なもの、モチーフの組合わせがミスマッチなようでも独特の世界を作り上げているもの。そのどれにも属さず、一般的なマグリットのイメージからすれば、オーソドックスで拍子抜けさえするもの…。
とにかく多彩で見応えがありました。

どこかで見たことのある作品も多くて、適度な既視感と発見する楽しさに満ちた、最後まで飽きることなく鑑賞できたコレクションでした。

サモトラケのニケ 2015/05/15

Posted by Master in Art.
2 comments

image

先日、サントリー美術館を訪れた際、東京ミッドタウンのガレリアB1Fに、ルーヴル美術館所蔵の「サモトラケのニケ」のレプリカが展示されていました。
日本国内にも何体かのレプリカがあるようですが、このニケ像には台座がありません。

2015年6月1日までここに展示されるそうです。