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なんだ、その寝相は? 2011/06/27

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ラッコかっ!

『アリス・クリードの失踪』鑑賞 2011/06/24

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『アリス・クリードの失踪』 The Disappearance Of Alice Creed (2009)
監督:ジェイ・ブレイクソン
製作:エイドリアン・スタージェス
脚本:ジェイ・ブレイクソン
出演:ジェマ・アータートン、マーティン・コムストン、エディ・マーサン

かねてより観たかったこの作品、千葉での公開(7月中旬)が待ちきれず有楽町まで足を運びました。

二人組の営利誘拐犯と略取された女性、三人が織り成す生死を賭した駆け引きが描かれるサスペンスもの。
周到に計画された誘拐劇が、一発の銃弾によって揺さぶられるうちに、三人のバランス関係にミシミシと亀裂が生じていきます。
誘拐犯は身代金を手にすることができるのか?
アリスの運命は?

神経質なダニー(マーティン・コムストン)と尊大なヴィック(エディ・マーサン)の誘拐犯コンビのキャラクター分けが良くできているし、被害者アリス(ジェマ・アータートン)の緊迫感溢れる表情もいい。
特にジェマ・アータートンの屈辱と恐れに満ちた演技は存在感たっぷりです。

わずかな登場人物と限られたシチュエーションに凝縮されたシナリオは最後まで飽きずに観ることができます。

ストーリー中にあるいくつかの重大な転換点の中には、ハッとさせられるもの、そう来たかとうならされるもの、オイオイと突っ込みたくなるもの、印象的かつ新たな展開をうまく引き出していて、キャストの演技もさることながらシナリオと演出の技が光っている作品だと思います。

タイトル『アリス・クリードの失踪』 は、この映画を最後まで見た時に「これだったのか!」という納得を得られるものとなるでしょう。
観て損はない一本だと思います。

私的評価=★★★☆+

室内は30℃ 2011/06/23

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ああ、ダルい。

起きるのが面倒なんだってば…。

リトル・フィートの魅力 2011/06/14

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やっぱり、ローウェル・ジョージがいた頃の「いなたい」感じがたまらない。
特に、最初の五枚目あたりまで。

タイト、時々レイド・バック。

聴くうちに労働意欲がどんどん失われていく(笑)。

6月生まれのレディたち 2011/06/07

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6月6日は小梅の誕生日。
彼女が我が家にやって来て今年で10年になりました。
好奇心旺盛なわりに気が小さく内弁慶。
神経質で噛み癖に悩まされたこともありましたが、今では堂々と構えてすっかりお局様の雰囲気です。
まだまだ元気でいてくれよ~。


そして6月5日はミーナの誕生日。
小雨の降る日に道端で縮こまっていたのを連れ帰ったのが2年前。
人懐っこくて甘えん坊。
無鉄砲さと遊び好きなところがまだまだ子供っぽい、ボブテイルのちびすけです。
小梅に遊び相手になって欲しいんだけど、まともに付き合ってくれることはまれで、しょっちゅう追い払われています。
でも、決してめげない元気さがミーナの持ち味かな。

10年前の小梅↓

2年前、初めて会った時のミーナ↓

Roland-Garros 2011 : Final Showdown! (added a P.S.) 2011/06/04

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男女シングルスのファイナル・ドローが決まりました!!

男子は…
☆Rafael Nadal(Spain) vs Roger Federer(Switzerland)

「クレイ・コート・マスター」 vs 「テニス・マエストロ」対決!
ラファとロジャー、全仏決勝では、2008年以来3年ぶりの黄金カードとなりました。
ローラン・ギャロスにおいて二人の決勝戦での対戦成績はラファの3戦全勝。
男子最強と言われるロジャーも、これまでここではラファに苦汁を舐めさせられているので、ぜひとも一矢報いたいところでしょう。
と言ってラファも大会6度目の優勝記録(ビヨルン・ボルグに並ぶ、通算優勝回数)がかかっていますから、おいそれとは負けられません。
日曜日は盛り上がること必至です!

女子は…
☆Na Li(China) vs Francesca Schiavone(Italy)

かたや今年1月、全豪オープンの決勝に進みながら、キム・クライシュテルスに敗れて初のグランドスラム・タイトルを逃した李娜選手。しかし先日の準決勝戦では、あのシャラポワ選手のパワー・プレイをきっちり抑え込んだ実力派。
そして一方のスキアボーネ選手は言わずと知れたディフェンディング・チャンピオンにして、タフであるとともに、多彩なショットを駆使するテクニシャン。
いや~、面白い組み合わせになりました!

*****

男子はラファエル・ナダル選手が2年連続通算6回目の優勝を飾り、フェデラー選手はまたもやラファの前に沈んでしまいました。
でも、第3セットまでは拮抗したナイス・ゲームでしたね。
VAMOS!!


女子は李娜選手がスキアボーネ選手をストレートで下して、中国人選手としては初のグランドスラム大会覇者となりました。
おめでとう!

さあ、次はウィンブルドンだ!!

『ハーブ&ドロシー』鑑賞(追記あり) 2011/06/01

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『ハーブ&ドロシー』 Herb & Dorothy (2008)
監督:佐々木芽生
製作:佐々木芽生、カール・カッツ、キャサリン・プライス
出演:ハーバート・ヴォーゲル、ドロシー・ヴォーゲル、チャック・クロース、クリスト&ジャンヌ=クロード、他

6月1日、せっかくのファーストデイ割引の日なので、出勤前の空いた時間に街中の小さなシアターに行ってきました。

NYのマンハッタン、小さなアパートに暮らすハーブとドロシーのヴォーゲル夫妻は大の美術ファン。
ギャラリーを回ってはお気に入りの作品を探し、「自分たちの収入に見合った値段・手狭なアパートに入る大きさ」の条件をクリアした作品をコツコツ買い集めています。
夫妻の審美眼は誰もが認めるところで、若き才能や埋もれたアーティストたちを発見することも多くあります。
そんな二人が自宅に集めた作品は4000点を超え、いつしか「ヴォーゲル・コレクション」と呼ばれるようになり、多くの美術館から譲渡の声がかかるまでになるのです。
そしてある日、二人はナショナル・ギャラリーにコレクションを寄贈することを決意しますが…。

決して投資や転売が目的ではなく、純粋に「気に入ったから」という理由での作品蒐集。
ギャラリーはもちろん、時には作者のアトリエや自宅を訪問して、作者と作品を理解しようとし、お互いに信頼しうる関係を築いて行くさまが心に残ります。
鋭敏なセンスで作品に向き合うハーブ、冷静な眼差しながら美術への愛情を惜しまないドロシー。何より、お互いを思いやる気持ちの確かさ。
この二人の生き方や人柄が、カメラが捉えた表情や、実際に彼らに触れたアーティストや関係者のコメントから十二分に伝わってくる、とても素敵なドキュメンタリーでした。
そして映像と音楽の融合にも感心しました。ポップでノスタルジックで、手作り感のある音楽はとても耳に優しかった…。

ヴォーゲル夫妻が主にコレクションするのは、1960年代~1970年代にかけてのミニマル・アートやポップ・アート。
正直、あまり馴染みのない分野でしたが、映画を観るうちに興味が湧いてきました。
もし、現代美術に興味があって、なお且つ猫好きであれば、きっとお気に入りの一本になるでしょう(なぜ猫が?というのは観てのお楽しみ)。

私的評価=★★★☆

※追記※
佐々木芽生(ささき・めぐみ)監督は北海道出身の女性。
『ハーブ&ドロシー』は初監督作品。

現在、続編”HERB & DOROTHY 50 X 50″を製作中とのことです。
これはアメリカのナショナル・ギャラリー・オブ・アートに収まりきれなかった「ヴォーゲル・コレクション」を、全米50州に50点ずつ寄贈しようという試みを追ったドキュメンタリー。
楽しみですね!